元住吉店・副店長の内山です。前回のブログの予告通り今回は通勤に使っている車を紹介・・・と言うより音に対するこだわりを紹介・・・のほうが話が早いかも知れませんね。では参りましょう!!
消耗品のCDヘッドユニットです。ヘッドユニットは音が出せればよい!と言うのは間違いありませんがやはり音にこだわるなら多機能なほうがやはり音はよくなります。厳密にいうと音を直接良くするのには音に一番近いスピーカーをかえるのが一番手っ取りはやいのですがヘッドユニットは音の調整幅が多くなるというのが正解でしょう。ですが熱による消耗も早いため私の経験上、安価な商品を使いまわしするのも選択肢になると思います。ここで言う多機能とは例えば各メーカーのフラッグシップカーナビにあるタイムコレクションとかタイムディレイと言った自分が車の右側の運転席にいても音の中心にいる錯覚現象を生み出す機能がついていたり音にうるさい人にはよだれが出るほど多機能がついています。これを選択するのもありですね。また電子機器は熱や振動に弱いためあえて見た目を重視するパネルやオーディオ間の隙間をうめる隙間テープなどはつかわずこもった熱を逃がすためにわざと隙間を作っています。
音の心臓部・バッテリー付近です。さてここで問題です。座席に座りキーを差し込みました。キーをイグニッションにまわし今にもエンジンをかけます。まず最初に電気はどこから発生するでしょうか?答えはバッテリーではなくオルタネーターと言う電気を作るいわば発電所なんです。エンジンルームをあけなんかモーターみたいなのを見たことがあるでしょう?車の電気は家庭の交流電気(コンセントをイメージしてください。プラスマイナスどちらでも電気は流れます)と違い直流(プラスからマイナスへ必ず流れること)なので次に流れるところは順番で決まってます。次にバッテリー。ここで蓄電されます。次にヒュージブルリンク。いわば電気が一度集合する場所。ヒューズがありここから各場所に分かれます。次にはここで最終的にオーディオやナビだったり室内のプラグソケットや車を動かすのに必要な場所へ電気が運ばれ最終はボディアースに電気は落とされまたバッテリーに戻り・・・この繰り返しで車は動いてます。あれ?オルタネーターには戻らないの?そうなんです。オルタは最初に車のエンジンを回すときだけに使うんです。と言うわけでなんとなく写真でイメージすると電気を運ぶいわば血管(配線)は太さや長さ、取り回し方、又は効果がもっとも出る箇所、又は逆にやりすぎてノーマルより非効率になることさえあります。結論を言うと心臓(バッテリー)からの血管(配線)は太く短いほうが効率が良いと。また私の結論ではむやみにアーシングするよりノーマルのアース線を太く配管しなおすか更に一本ではなく二本・三本と増やすだけで相当効率はあがります。車のアース線を変えると燃費向上、加速性能向上、音がよくなる・良く聞こえる、ライトが明るくなる等といったプラス効果がたくさんあります。
次は助手席下の外部メインアンプです。ヘッドユニットの付属アンプは使ってません。なぜかと言うと肺活量が違うんですね。例えるなら軽自動車(付属アンプ)とF1カー(外部アンプ)の違いは?性能を比べるとF1カーのほうが減速性能が良く加速性能も良いですね?音にも減音・加音があり音のメリハリに違いが出るわけです。メタラーには必需品なんですね~。またよくも悪くもありで電子機器は熱を出します。夏はお尻の下から熱気があがり熱い。冬はそのかわり特等席ですね。
こだわりの配線です。いろんなスピーカーケーブルを使ってきました。長さはあまり関係ないようです。問題は材質と太さでしょうか?細すぎては低音がたりない。太すぎては低音が強く音がぼやけてしまう。好みもありますがこんなに変わり面白いように音の方向性が変わるのがスピーカーケーブルです。オーディオテクニカやモンスターは低音すぎ。高音の抜けがよろしくない。そこで巡りあえたのが家庭用電気メーカーのオヤイデ。中・高音が非常にクリア。材質も高純度の銅を使用。本来なら音がストレートすぎると言われたシルバーを使いたかったがちょっと高価。メタルにはちょうどいいいかな~と思ったが断念。またどうしても配線同士をつなげるシュチュエーションが出てくる。そこで24Kメッキのカプラーの登場。他に銅や亜鉛などもあるが電導効率を考えるなら金が良いらしい。メダルと一緒で金銀銅の順番で電導効率が良いそうです。またこだわりは高音のみを出すツイーターの配線も変更しています。低中音はオヤイデ・高音はギターのケーブルで有名なベルデンを使用。とても元気な高音になりました。
購入に迷ったサブウーファーです。どうしても高速域で走ると低音が外の走高音で消されてしまうので購入にふみきりました。
助手席前のグローブボックス内のサブウーファー用アンプです。より強い低音を出すには外部アンプが必要です。これで助手席に座った人は間違いなく前としたからの熱気で暑いといいます。うちの長女がその餌食です。
さてここからスピーカー関連です。近くてあまり良くわからないと思いますがドアのインナーパネル(内側)です。ここを開けると・・・・
このようになってます。まるで鉄板むき出しですね。よい音をスピーカーから出すには配線や高性能の機器も必要ですが基本はここです。スピーカーから出た音はこのスカスカのドア内をかけめぐります。これでは良い音はスピーカーからでません。だからこうするのです・・・・
穴をふさぐ粘着鉛シートをはり合わせます。穴と言う穴を全てふさぎ音漏れをなくしスピーカー自体から音を出させるわけです。家庭用スピーカーを想像してください。四方をかこまれたボックスになってます。スピーカーの裏側から出た音も前に出すことによりきっちり音を出すと言う仕事をさせてるわけなんですね。ここでの作業をデッドニング(エンクロージャー化)と言いますが車のドアの穴を全てふさぎ家庭用スピーカーと同じような仕事をさせる・・・これがデッドニングなんです。また音は振動に弱いためこの鉛シートでスピーカー(ドア)の共振を抑える制震効果もあるのです。この作業によりドアの重さは私の場合、片側で5キロ近く重くなり燃費が1割ほど落ちてしまいましたが良い音のために多少のガソリン代は我慢することにしました。
自分の車の音に不満がある方は試しにやってみてはいかがでしょうか?お金をかけずして良い音を出す方法がいくつもありますよ!お金をかけない・・・今の自分のセオリーです。
では次回は今とは真逆に給与を全て車にそそぎこんでいた時の話をしましょう・・・・私は登山家ではありませんが山を愛する人でもありました。では次回は愛山家だったころの話を軽くしましょうか・・・長い文章に付き合っていただきましてありがとうございました。
元住吉店 食品部 内山